day/dreamer

敬愛する古明地洋哉さんをはじめ、音楽や芸術について書き綴っていきたいと思っています

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

想いが言葉に変わるとき

想いが言葉に変わるときアーティスト: 古明地洋哉,弥吉淳二出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/04/21メディア: CD クリック: 17回この商品を含むブログ (11件) を見る 古明地さんの曲の中で、唯一、カラオケに入っているのがこの『想いが言葉に変…

GRACE

【grace】 1 優美。優雅。 2 恩恵。恩寵(おんちょう)。 日本という国がロストジェネレーションと呼ばれる世代を街に送り出していた時期に、古明地洋哉はデビューした。 理想も野心も美意識もある一人の若者が、音楽の真実を掴み取ろうとしたその軌跡におい…

hallelujah

hallelujah(ハレルヤ)アーティスト: 古明地洋哉出版社/メーカー: ミディ発売日: 2002/10/09メディア: CD クリック: 20回この商品を含むブログ (8件) を見る これは、物凄いアルバムだ。 このアルバムは、古明地さんが作り上げられた最高傑作だ。 同時に、ア…

STARLIGHT

感動的な曲だ。 前奏の高揚感溢れるギターストロークは、僕の中でコールドプレイを超えている。 もちろん、そんな比較は、かえってこの名曲に失礼だ。 なぜなら、『讃美歌Ⅱ』の冒頭を飾るこのメロディーの洪水は、紛れもない「star light」を、独自に表現し…

口笛

古明地さんの新曲は、一体どのくらいあるんだろう。 ライブで披露されているものだけでも、かなりの数にのぼっているはず。僕はそのことを思うと、逆に不安になってくる。 だって僕は、全部聴きたいから。 2枚組みでも、3枚組みでもいい。 次のCDには、…

太陽のまばたき

熱心な古明地洋哉のファンなら、このSSWの曲に、電子音というものがどれほど魅力的に駆使されているかということを、ご存知のはずだと思う。コンピュータを用いて創造された電子音や、エフェクトされた加工音が、美しく独創的に鳴り響くのを聴いてイマジ…

世界の果て

爽やかで美しいギターカッティングの音色から始まる『世界の果て』は、『空砲』という古明地洋哉・大勝負の一曲のすぐ隣で、色あざやかに咲いている。 眩しいくらいに、彩り豊かなナンバーだ。この曲には主人公と恋人がいて、二人はなんと列車に乗って旅をは…

day dream

day dream ― 空想, 夢想, 白日夢;実現不可能な計画[想像] いろんな意味で象徴的なナンバーだ。 僕が最初にこの曲を耳にしたのは、とある音楽情報サイトで特集されていた動画でだった。おそらくは、7年前。BARKSというサイトだったと記憶している。…

the lost garden

『the lost garden』は、古明地洋哉のメジャーデビューアルバム『灰と花』の冒頭を飾るナンバーだ。 伝説的な一曲でもある。 デビュー前の1年間、ほぼ家にひきこもった状態で曲作りに没頭していた古明地さんが、最後と決めたオーディションに持っていった曲…

欲望

さて、何から書き始めようかな。 僕が古明地洋哉という異色の表現者の存在を知ったのは、SNOOZER誌に掲載された加藤亮太氏の記事からだった。 すごい記事だった。「古明地洋哉は本物だ」。一新人アーティストをそのように讃える一文に帰着していく、…