day/dreamer

敬愛する古明地洋哉さんをはじめ、音楽や芸術について書き綴っていきたいと思っています

少しリニューアル、のお知らせ

弊ブログは、2019年10月まで、「僕は古明地洋哉のday dreamを聴いてる」というタイトルで、30余りの記事をあげてきましたが、このたび「day/dreamer」と改名し、リニューアルを図ることにしました。 思えば、このブログを始めた…

ご無沙汰してます

前の日記が2013年の2月ですか…実に3年半、放ったらかしにしてしまっていました。 何度か、古明地さんのライヴにも足を運んだのですが、更新する余裕がなくて、こんなに間が空いてしまいました。面目ないです。 もう、閉鎖した方がいいのかなと思った時…

古明地洋哉ワンマンライブ#5―day one(2)

今回、初めて「高速バス」を利用しました。以前に書き込みで教えていただいたのを覚えていたので、家計のこともあり、一度挑戦してみたのです。 行きは4500円、帰りは5500円ほどで僕の住む町から東京まで、往復できることがわかりました。しかも、帰…

古明地洋哉ワンマンライブ#5―day one(1)

素晴らしいライブでした。 解き放たれたかのように、自由にカバーを演じておられました。 そのカバーたちに、次々と胸を打たれました。 今日の仕事中も、ずっと古明地さんの声の『かなしい兵隊』が頭の中でリピートしていました。 (でも正直に言って、ジェ…

俺たちの旅〜2013新春〜名古屋 1.13sut(1)

感慨深い夜になりました。 名古屋で有名な手羽先のお店「世界の山ちゃん 金山南店」で、しこたま手羽先を食べ、ようやく見つけた駐車場からちょっと迷いつつ、『夜空に星のあるように』に着いたときには、開演時間を数分過ぎてしまっていました。 さいわい、…

感謝

今年は、ずっと止まっていた日記を、僕にしてはわりと頻繁に更新することができました。 それに伴って、文で表現する力にも、それなりの成長の手応えを、しみじみとした喜びとともに、実感することができました。 それもこれも、我々ファンに変わらず、すば…

どんなタイトルに、すればいいの?

残酷でしょう、こんなのって。 残酷な天使のテーゼでしょう、こんなのって。 僕が、どういう気持ちで昨日の19時から21時過ぎまでを過ごしていたか…。分かってもらいたいばかりの甘えた男なんでしょう。僕なんて。 古明地さんのHPのlive pageに…

unknown voices

最近、なんとなく夜、アルコールを体に入れているのですが、きのうはその状態で、ひどい文章を書いてしまいました。支離滅裂で、直すのに時間がかかりました…。「よくあの状態でアップしたな」という思いに、苦笑するしかありませんでした。ただでさえ同義語…

bleach

真冬の朝を ひとりで歩いた 日射しがやけに痛みに満ち溢れ 悪くない気分 世界のキスを受けて 涙はただ こぼれるだけ 何もない ただ こころが揺れる 『bleach』 ここに表現された、一人の青年の痛みの独白とともにある、官能的な全能感、生命力の発露、…

hello

ワンマンライブ#3、SOLD OUTの告知が出ましたね。(^^) すごいなあ。うれしいことです。 ただ…、僕は行けない…んですよ…。仕事が…(泣) 分かって頂けますか? 僕のこの複雑な心情。 ファンとして、ソールドアウトは純粋に、うれしい限り。 だけ…

古明地洋哉ワンマンライブ#2 2012.11.3④

昨日の代官山でのセットリストがアップされましたね。 「荒野と光」という、なんとも魅力的なタイトルの曲が、そこに記されていました。 ま、まさか…純粋な新曲…。 ちょっと! ちょっとちょっと!(ザ・タッチ風に) ワンマンライブでは披露してくださらなか…

古明地洋哉ワンマンライブ#2 2012.11.3③

前回も今回も、古明地さんは初期の曲を大胆にアレンジして歌われました。 そこに込められているものについて、僕は考えずにいられません。(特に、メジャーデビューアルバム『灰と花』に収められた曲たち…) コードの中で何ともいえない、切なくほろ苦く寂し…

古明地洋哉ワンマンライブ#2 2012.11.3②

今回も、熱気に満ちたライブハウス「harness」。 開演前、旅の疲れと酔いで、僕はしばらく眠っていました。 古明地さんは、ご友人とおぼしき端正な男性とドアを潜ってこられました。15分遅れの19時15分、開演。 オープニングのナンバーは『グロリア』…

古明地洋哉ワンマンライブ#2 2012.11.3①

9・22のライブレポも終わらないうちに、11月3日(土)、古明地洋哉ワンマンライブ#2がやってきました。 あの日(9・22)の第二部に演奏された、CD未収録作品群のすばらしさについて、なんとか書きたかったのですが、ついに書けないままでした。…

溜め息をハレルヤに変えて

ワンマンライブが終わって、はや二週間がたち、古明地さんはその間に5本ものライブに出演されているというのに、僕はいまだに9月22日(土)のレポートを作成しているわけです。ちょっともう、レポというにはあまりにもタイムオーバー感が強すぎて、肩身…

Fuck You(God bless, you)

3曲目の『Fuck You(God bless, you)』のイントロが始まった。 ギターの音色が、とても美しい。 なんという奏法なのかな。 原曲とは、ずいぶん違う趣になっている。 セカンドミニアルバム『讃美歌Ⅱ』の3曲目にあった曲だ。 『讃美歌Ⅱ』を、僕はずいぶん聴い…

(you're)lucky star

高速を乗り継いで往復12時間、トータル730kmの道のりを経て、僕は行ってきました。 阿佐ヶ谷harnessでの古明地洋哉ワンマンライブ。 うれしかった…。 一か月ほど、ずっと「9月22日(土)」を意識しながら過ごしてきて、おぼろな待ち遠しさが胸にあ…

欲望…

幻のデビューシングル『欲望』を入手することができた。 うれしい。 11年前、24歳だった僕は、このシングルを新宿のタワーレコードで手に取りながら、ついに買うことなく帰ってしまったのだった。 これまで、そのことをどんなに後悔してきたことか。 a…

星の埋葬

灰と花アーティスト: 古明地洋哉,弥吉淳二出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/11/25メディア: CD クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る この曲は4分半にも及ぶ凄まじいアウトロを持っている。 なぜこの凄まじさ、強烈さに、20代の…

Because The Night

疾走感あふれるアコースティックギターの魅力的なストロークで始まるこの曲は、『想いが言葉に変わるとき』地方限定盤シングルの3曲目に収録されている。 これは、アメリカを代表する女性ロックシンガー、パティ・スミスの代表曲を古明地洋哉がカヴァーした…

夜よ、まだ明けないで

学生時代は、毎朝のように自慰行為に耽ってた。 文のしょっぱなから何を書いているんだ、という感じですが、当時の僕の目覚めには、とにもかくにも快感があったわけです。 働くようになってからは、迂闊にそんなことはできなくなった。目覚めに、しんどさを…

メランコリー(part 1)

daydreamアーティスト: 古明地洋哉出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2003/04/23メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見る 暗闇の中を、移動していく心。春の風が吹いている。徐々に淡い光が見えてくる。 ゆったりと絶妙のアルペ…

こころ

讃美歌Iアーティスト: 古明地洋哉,弥吉淳二出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/11/25メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る 先日、同僚から古明地洋哉について聞かれたので、説明していたところ、 「井上陽水みたいな感じ…

11年前の、大学卒業式

四年間にわたってずっと片想いしていた女の子は、晴れ着姿で光沢スーツの男達に囲まれていた。 僕は、さえない背広を着て、さほど仲良くもない友人と、ベンチだかコンクリートブロックだかに座ってその様を見ていた。 本当に何にも言えないまんまだったな…。…

嘆きの天使

孤独の音楽アーティスト: 古明地洋哉,Kumagai Akira出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2003/12/03メディア: CD クリック: 19回この商品を含むブログ (19件) を見る 曲がスタートするとまず、超音波的なヘルツの高そうな音が耳に入ってくる。切羽詰った…

夢のかげ

灰と花アーティスト: 古明地洋哉,弥吉淳二出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/11/25メディア: CD クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る アルバム『灰と花』の3曲目に収められたこの曲。無性に好きだ。 けれど、そんな風に好きになっ…

憧れ

夜の冒険者アーティスト: 古明地洋哉,根岸孝旨,弥吉淳二出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/11/25メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログ (30件) を見る 古明地洋哉ファンの方は、友人や知人に、古明地洋哉というアーティストをどう説明…

(just like a)stoned flower

「想いが言葉に変わるとき/stoned flower」アーティスト: 古明地洋哉出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2004/02/04メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る はあ。俺は毎日、何を小難しいことを書いているんだろう。なん…

想いが言葉に変わるとき

想いが言葉に変わるときアーティスト: 古明地洋哉,弥吉淳二出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2004/04/21メディア: CD クリック: 17回この商品を含むブログ (11件) を見る 古明地さんの曲の中で、唯一、カラオケに入っているのがこの『想いが言葉に変…

GRACE

【grace】 1 優美。優雅。 2 恩恵。恩寵(おんちょう)。 日本という国がロストジェネレーションと呼ばれる世代を街に送り出していた時期に、古明地洋哉はデビューした。 理想も野心も美意識もある一人の若者が、音楽の真実を掴み取ろうとしたその軌跡におい…